がん診療のサポート体制

がん診療のサポート体制

がんのセカンドオピニオン

「がんのセカンドオピニオン」は当院以外の医療機関で治療を受けている患者さんを対象に、その医療機関における診断内容や治療法について、当院の専門医師の意見・判断を提供することで、その後の治療継続に対しての参考としていただくことを目的としております。
詳しくはセカンドオピニオン外来についてをご確認ください。

がんのセカンドオピニオン外来診療科一覧

診療科 担当医師
血液内科 谷口 修一・衛藤 徹也
消化管内科 山縣 元
腫瘍内科 草場 仁志
肝胆膵内科 具嶋 敏文
呼吸器内科 前山 隆茂
緩和医療内科 永山 淳
肝胆膵
消化器外科(上部消化管)
山元 啓文
消化器外科(下部消化管) 植木 隆
呼吸器外科 松本 耕太郎
乳腺外科 金城 和寿
婦人科 上岡 陽亮
脳神経外科 村田 秀樹
泌尿器科 小林 武
放射線科 浅井 佳央里
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 田浦 政彦
形成外科 松本 大輔
皮膚科 竹内 聡

アピアランスケアについて

治療に伴う外見の変化に対し、単純に美しくすることではなく"その人らしくいられる″ように医療者がサポートすることを意味しています。
具体的な支援内容は、脱毛(頭髪、眉毛、まつげ)の対応、ウィッグを選ぶ時期やポイント、脱毛中のシャンプーの方法や爪(ひび、割れ、変色)への対応、乳房切除後の下着の選択などへの対応を行っています。お気軽に病棟看護師や外来看護師へお尋ねください。
がん相談支援センターにはウィッグやケア帽子、人工乳房・下着の展示なども行っております。また毎月外部の事業者をお呼びして『外見ケアのお話と相談会』を様々な内容で開催しております。個別相談も行っておりますが商品の販売は行っておりません。ニーズに応じた商品の紹介やカモフラージュの工夫などの提案をしております。
アピアランスケアの詳細な相談は、がん相談支援センター、外来化学療法室、看護専門外来で専門のスタッフが対応いたします。

AYA世代(15歳から39歳)のがん患者さんの支援について

15歳から39歳の方々は、AYA(Adolescents and Young Adults:以下、AYA)世代と呼ばれています。この時期は、進学や就職、結婚や出産などの人生のイベントが多い時期でもあり、がん治療と両立していく上で、気がかりや悩みを抱える方もおられるかもしれません。
当院のがん相談支援センターは、AYA世代のがん患者さんの気がかりや悩みに対応する相談窓口を設けております。医師、看護師、ソーシャルワーカー、薬剤師、心理士などの専門家によってAYA世代のがん患者さんの支援を行っており、病気の状況を踏まえて今の生活やこれからのことについて、一緒に取り組んでまいります。

AYA世代のがん患者さんとそのご家族の支援や理解を深めるため『AYAweek』と呼ばれる全国的な社会啓発活動があります。当院は2021年から参加しております。

妊孕性温存治療

がんサロンのご案内

がんサロンについて

浜の町病院のがんサロンは、がんを抱える患者さん同士が、気軽に話し合える場所です。
参加した方が、お互いに"支え-支えられ"を実感できる場所となるよう、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーがスタッフとして参加し、お気持ちに寄り添ったサポートを心がけています。
詳しくはポスターをご覧ください。

ピア・サポーターとしての活動をお考えの方へ

当院のがんサロンではピア・サポーターとして活動するがん患者さんの支援をしています。尚、当院の基準を満たす方に限らせて頂きますので、詳しくは、がん相談支援センターまでお尋ねください。

就労相談

がん治療と仕事の両立ができるようがん相談支援センターで一緒に考えていきます。
また社会保険労務士によるがん就労相談会を開催しております。

希少がんについて

希少がんとは、罹患率(発生率)が人口10万人当たり6人未満のがんをさします。患者数が少なく十分な研究が進んでいないため、有効な治療法が確立していない疾患が多く含まれます。
当院では希少がんの治療に関して、九州大学病院・希少がんセンターや九州がんセンターと連携して、手術・放射線治療・薬物療法を行ったり、希少がんを対象とした臨床試験の参加への橋渡しを行っています。

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