院長補佐、乳腺センター長、がんセンター長、遺伝診療センター長、九州大学医学部 臨床教授
大城戸 政行
副院長、中央手術部 部長、内視鏡ロボット手術センター部長
植木 隆
方針
患者さんの人権を尊重し、できるだけ判り易い説明と話し合いのもと、個々の患者さんにとって最善
の治療を共に考え提供できるように心がけています。
手術は根治性を追求しつつ安全性や術後の生活の質(QOL)のバランスを考慮、悪性疾患に対しては拡大手術から低侵襲手術(内視鏡下手術など)まで対応可能です。
良性疾患にはできる限り低侵襲手術を行うよう考えています。
診療内容の概要
各々の疾患に対して、標準的な治療の安全な提供、治療成績の向上、さらには先進的な治療への取り組みを目指して、消化器外科、呼吸器外科、乳腺内分泌外科の三部門に分けて診療を行っています。
- 消化器外科:食道癌、胃癌、大腸癌、直腸癌などの消化管疾患全般、肝臓癌、胆道癌、膵癌、胆石症などの肝胆膵疾患、痔核や痔瘻などの肛門疾患、脾臓疾患や脾臓と関連のある血液疾患など。詳しくは消化器外科の項目参照。
- 呼吸器外科:肺癌、自然気胸、嚢胞性肺疾患など呼吸器疾患全般、縦隔腫瘍や重症筋無力症など。詳しくは呼吸器外科の項目参照。
- 乳腺・内分泌外科:乳癌治療、甲状腺癌、バセドー病などの甲状腺疾患、副甲状腺(上皮小体)疾患、副腎腫瘍など。詳しくは乳腺・内分泌外科の項目参照
- 一般外科:ヘルニア、外傷など。
特徴・特色
- 消化器外科、呼吸器外科、乳腺内分泌外科に分け、専門制を推進します。
- 入院治療は各疾患分野の部長の管理責任のもと、主治医と担当医で対応します。毎週火曜日に術前カンファ
レンス、木曜日に術後カンファレンス、金曜日に外科部長回診、放射線科・消化器内科・肝胆膵内科・
腫瘍内科とも合同でカンファレンスを行っています(チーム医療の推進)。 - 手術は根治性を追求しつつ安全性や術後の生活の質(QOL)のバランスを考慮、拡大手術から低侵襲手術(内視鏡下手術など)まで対応可能です。
- 腫瘍センター、腫瘍内科、放射線科との協力体制で、化学療法(入院、外来)、放射線治療、ホルモン療法などの集学的治療と緩和医療も行います。
- 退院後は、かかりつけ医、ホームドクターとの連携を推進・強化しています。
一般外来
月~金曜日午前中。
8:30~11:00 受付、原則として予約制、紹介制です。
特殊外来
- 乳腺外来:木曜日午後 13:00~14:00受付(紹介状をお持ちの方の診療となります)。
- ストーマ外来:人工肛門のトラブルはWOCナースがお世話します。
金曜日(9時~15時)予約制。
乳がん検診
乳がん検診は当院健康医学センターで行います。
対象は定期的な検診目的で症状がない方、婦人科のホルモン療法中の方などです。(疾患の発見のための検診や予防のための医療は保険診療対象外のため自費診療となります)
症状のある方(しこり、分泌物など)や二次検診、精密検診の方は通常の外科(毎日)においで下さい。
検診は市町村検診、集団検診、人間ドック等をご利用頂きますようお願い致します。