看護部長の挨拶
浜の町病院は、1951年に開設された国家公務員共済組合連合会を設置主体とし、急性期医療を提供している福岡市の基幹病院、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院です。
病院の理念は「病める人の身になって心のこもった最良の医療を目指します」としています。
2013年10月に長浜に移転した後の療養環境は、患者さんのより近くでケアを提供できる構造になりました。病室からのながめはとても綺麗であり、患者さんを少しでも癒せるように、考えられた設計になっています。
看護部の理念である「心によりそう看護」が提供出来るように、専門職としての知識、技術、態度の向上を図り、感性豊かな自律した看護師の育成を考えています。
専門職である看護職は、一人一人の資質が大きく影響するため、スタート環境がとても重要です。1年目は、看護師として、また一人の人間としての姿勢を学ぶとても大切な時期であると考えます。やりがいを感じ、学び、成長することで楽しく生き生きと働くことができるような職場環境を築いていきたいと思います。
看護部の教育方針として、大きな4つの能力「看護実践能力、人間関係調整能力、マネジメント能力、教育・研究能力の向上」を身に付け、看護の質向上を図ることが出来るように支援していきたいと考えています。国家公務員共済組合連合会のキャリアラダーに沿ったキャリア開発をサポートしています。現在、がん看護専門看護師2名、急性重症患者看護1名と13分野16名の認定看護師が多職種と協働しながら、組織横断的にチーム医療を展開しています。また当院は、特定行為看護師が特定行為を実施しています。更に、厚生労働省「特定行為に係る看護師の研修制度」の協力施設でもあり、特定行為看護師の育成を行っています。
他職種と連携しながらチーム医療を推進するとともに、地域とのシームレスな看護を提供していきたいと考えています。
看護部長 井ノ口 美和
看護部理念
心によりそう看護
基本方針
- 急性期医療機関として患者さん中心の看護を提供します。
- 安全で安心できる療養環境を提供します。
- 地域の医療・介護施設との連携を推進し、シームレスな看護を提供します。
- 看護の質の向上を目指しKKRキャリアラダーを活用して人材育成を行います。