研修実施責任者
教育部長 臼井 真
プログラム責任者
教育部長 臼井 真
基幹施設
国家公務員共済組合連合会 浜の町病院
協力施設
- 医療法人 恵愛会 福間病院(精神科)
- 福岡精神医療センター 太宰府病院(精神科)
- 福岡ハートネット病院(地域医療)
- 千早病院(地域医療)
- にのさかクリニック(地域医療)
- シグマクリニック(地域医療)
- 小さな診療所(地域医療)
- 松口内科・循環器内科クリニック(地域医療)
- わかばハートクリニック(地域医療)
臨床研修の理念
浜の町病院における臨床研修は医師としての見識、基本的な知識と技術、安全管理を理解し、今後の医学の進歩に対応して将来にわたり自己研鑽に努め、新たな知識を身につけるための基礎を養うものである。
臨床研修の基本方針
- 医師としての人格の涵養およびチーム医療の重要性の理解
- プライマリーケアに必要な基本的知識や技術の取得
- 病院の理念である病める人の立場に立った医療を遂行できる医師の育成
これらの目標とし最終的に社会的使命と公衆衛生への寄与、利他的な態度、人間性の尊重、自らを高める姿勢という4つの基本的価値観を身につける。
特徴
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研修指導の伝統と実績があります。
1968年に臨床研修指定病院の指定を受け、約50年にわたり研修医を指導してきた伝統と実績があります。病院全体で研修医を育てる文化が定着しています。 - プライマリーケアから先進医療まで豊富な症例を経験できます。
Common diseaseから造血幹細胞移植のような先進医療まで、豊富な症例を経験することが可能です。 2年間を通して月3-4回の副直があり、急患症例も十分にかつ丁寧に診療することができます。 -
広範な分野の専門家をそろえています。
心臓外科、小児外科以外のすべての科を有しています。
内科は全分野の専門家をそろえており、腫瘍内科、膠原病内科、感染症内科など専門家が少ない分野も学会指導医や専門医の資格を有する専門家がいますので十分に勉強することができます。専門医であるとともに総合医であることを大切に考えており、内科認定医の上級資格である総合内科専門医資格を多くの内科医が持っています。 -
外科のローテート2か月間必修としています。
外科は選択必修の時代から2か月間の研修を必修としていました。
将来のどの科に進もうとも、若い間に受けた外科研修は絶対に役に立つと固く信じています。実際に研修医からも大変好評です。また、全身管理や挿管に習熟するために麻酔科研修も必修としています(必修科目、働き方改革の関係で変更になる可能性があります)。 -
総合内科の研修を必修としています。
Common diseaseから急患まで幅広い診療を経験できます。問診、身体所見の取り方、医師として必要な基本的手技等を基礎からしっかりと勉強することができます。 -
自由で開放的な医局です。
高度な専門性を持った診療科に細かく分かれているにもかかわらず、診療科の間の風通しは極めて良く、自由で開放的な医局です。複数科の合同カンファレンスも多く、科を超えて気がねなく相談することができます。 -
充実した学習環境を提供しています。
EBMに基づいた電子教科書Up To Date、診療サポートツールDynaMedを導入しています。院内LANを介して、病棟、外来、医局で自由に使用することが可能です。
KKR中央図書館と連携していますので、医学中央雑誌、PubMedで文献検索、閲覧、文献申込みが研修医室の自分の机で可能です。 -
シミュレーションラボセンターが利用できます。
高度なシミュレーターをそろえたシミュレーションラボセンターが院内にあります。シミュレーターを利用して心肺蘇生、気管内挿管、CV挿入、急変対応等の多彩な技術指導を受けることができます。 -
カンファレンスが充実しています。
研修医向けに、病歴や身体所見の取り方、心電図、レントゲンの読み方、救急で良く遭遇する疾患の初期対応など多彩なカンファレンスを行っています。また、臨床推論に基づいた症例検討会も開催しています。
毎週救急総合診療カンファレンスを開催しています。
専門家による高いレベルのカンファレンスも多数開かれていますので、最先端の議論に触れることも可能です。 -
積極的に学会発表を行います。
経験した貴重な症例は積極的に学会で発表してもらっています。2年間の間に最低でも1回の学会発表を経験できます。
(新型コロナウイルス感染拡大に伴い、学会発表が困難なことがあります。) -
JMECC(内科学会認定内科救急)を毎年独自開催しています。
内科専門医取得に必要なJMECCを毎年独自開催しています。