浜の町病院は天神の近くに位置し、昭和25年に開院し50年以上の歴史を持つ総合病院です。2013年秋には天神北に移転し、新病院としてスタートしていくこととなります。病床数は520床で、診療科としては内科:血液病科・循環器科・呼吸器科・消化器科・内分泌科・腎臓病科・腫瘍内科・リウマチ膠原病内科・神経内科・感染症内科、外科:消化器外科・胸部外科・乳腺内分泌外科・整形外科・脳神経外科・耳鼻咽喉科・頭頸部外科・皮膚科・形成外科・泌尿器科、麻酔科、産婦人科、小児科、眼科、放射線科、リハビリテーション科、精神科(外来のみ)があり、数多くの診療科がそろっています。
症例数も多く、common diseaseから学会発表できるような症例まで、内科・外科問わず幅広く経験することができます。先生方も非常に教育的であり、疑問に対しディベートしつつ解決していくことで、臨床能力を磨くことができます。診療科間の垣根が低く、判断が難しい症例での他科の先生にコンサルトがとてもしやすかったことも、特徴ではないかと思います。チーム医療を行う上でも環境が整っており、コメディカルの方と密に連携を取りながら診療を行っていくことができます。
研修医当直は月4-5回ほどで、内科・外科問わず様々な疾患に遭遇し対応していくこととなり、診断力をつけていく上で大変貴重な経験となります。また、病院内での急変時には、救急科の先生を中心に病院一丸となって対処に当たります。
学会や研究会に参加する機会も多く、他院の先生方と交流し見識を深めていくことができるのではないかと思います。
また、同期の研修医も多く、今後医療を行う上でも助け合うことのできる仲間も多くできることでしょう。
初期研修後の進路としては、8割が大学病院に入局、2割が当院を含めた市中病院での後期研修へと進みます。当院でも後期研修の枠が増え、それぞれの希望に沿って後期研修ができるようなシステムを確立しています。
浜の町病院は、初期研修のさまざまな要望に対応できる素晴らしい病院だと思います。興味のある方は是非一度見学に来られてください。今後の日本の医療を一緒に盛り上げていきましょう。
浜の町病院2年目研修医 次郎丸高志